《大江戸名所めぐり》七福神スポット

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隅田川七福神

多聞寺(毘沙門天)
天徳年間(957~960)に創建され、弘法大師の作と伝えられる毘沙門天を本尊としています。本堂にある毘沙門天は約50センチの木造立像。山門は隅田区内最古の現存建造物で、現在では珍しくなった茅葺の屋根を持ちます。境内には、二世安楽を願って造立されたという六地蔵坐像や、毘沙門天によって懲らしめられた2匹の妖怪狸を供養した狸塚などがあります。「福徳金運」のご利益でも知られています。
白髭神社(寿老神)
天暦5年(951)に慈恵大師が関東下向時に、近江国(滋賀県)の白鬚大明神の分霊を祀ったのが起源とされています。敷地内には江戸時代末期の外交家の岩瀬鴎所の墓碑や吉原の料亭から奉納されたといわれる石灯籠などがあります。御祭神が道案内の神ということから、お客様を導く商売繁昌の神様として、あるいは方災厄除けの神様として信仰されています。
向島百花園(福禄寿)
日本橋で骨董を商っていた佐原鞠塢が、親交親しい文人たちの協力を得て造った名園です。文化元年(1804)に開園し、亀戸の梅屋敷に対して「新梅屋敷」と呼ばれ、行楽地として賑わいました。その後、さまざまな花が植栽され、いつ訪れても、四季折々の花々を鑑賞することができます。もともと隅田川七福神は、園主佐原鞠塢が福禄寿を祭っていることを知った文人たちの発案から始まりました。
長命寺(弁財天)
比叡山延暦寺の末寺で当初は常泉寺という名でしたが、三代将軍徳川家光が、鷹狩をしていた際に突然の腹痛に襲われ、この常泉寺で休息したそうです。その際、境内の井戸水で薬を飲むと快癒したため、寺の名前を長命寺へ改称したと伝えられています。やがて井も長命水と名付けられました。江戸時代には雪見の名所であったことから、芭蕉の雪見の句碑なども有名です。また、長命寺の弁財天は、琵琶湖竹生島の弁財天の分身です。
弘福寺(布袋尊)
山門や本堂の随所に唐風建築様式が見られ、壮厳な構えが印象的な弘福寺。延宝6年(1673)鉄牛道機禅師が黄檗宗弘福寺として創建したといわれています。勝海舟や向島で少年期を過ごした森鴎外もたびたび訪れたといいます。隅田川七福神の布袋尊のほか、風邪除けの信仰を集める「咳の爺婆尊像」を祀っています。訪れた際はぜひ風邪除けのお参りを。
三囲神社(恵比寿神・大国神)
その昔、弘法大師が創建したのがはじまりと伝えられています。文和年間(1352〜56)に、近江国三井寺の僧が荒れた祠を改築しようとした際、土中より白狐にまたがる老翁の像を得、どこからか白狐が現れて神像を三回、回ったことから三囲(みめぐり)神社と改称したといいます。日本橋の越後屋(三越)と縁が深く、そこより贈られた恵比寿神・大国神が祀られています。「商売繁盛」のご利益でも人気。

隅田川七福神MAP

隅田川七福神の各スポットを地図上に示しました。ぜひ実際に回ってみてください。